黄檗売茶流について

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煎茶道黄檗賣茶流は

 黄檗売茶流は、京都の宇治にある黄檗山万福寺の茶礼から発展した煎茶道です。

禅宗の黄檗宗僧侶であった売茶翁高遊外の 「一碗のお茶を、より美味しく、より楽しく味わえるように。そしてそのお茶を通じてお互いの心を大切に」という考えと、 黄檗宗の茶礼をもとに発展したお手前を、売茶翁の志とともに 受け継ぐ煎茶道の流派です。

また、当流では、テーブルとイスのお席で、立礼(りゅうれい)が正式です。つまり、正座はいたしません。

「一碗のお茶を通じてお互いの心を大切に」という精神を大事にしています。

当流、家元のお言葉より

当流では初心者、熟達者を問わず、お茶を淹れる形「お手前」を学びます。

その目的は、本来十人十色であるはずの「美意識」を共有することにあり、お手前を繰り返しお稽古することで更なる深化,或いは時代に応じた発展を目指します。

時間をかけて培った美意識と、それを伴った振る舞いは、日常見慣れた景色に変化をもたらせ、あらゆる事柄を昇華させる力があると信じています。

黄檗売茶流三世家元 通仙庵孝典

黄檗売茶流のお稽古について

まずは、平成手前のお稽古をいたします。
大振りのお茶碗を使った一碗手前「平成手前」をお稽古したします。
また、従来の古式(五碗並べた玉露と煎茶の形稽古)のお稽古のお稽古もございますが、平成手前で基本の形のお稽古が中心となります。
黄檗売茶流煎茶道教室 花草庵
三光院教室・農大オープンカレッジ